APA・オーストリア通信は21日、ウイーン外交筋の話として、「アメリカとEU・欧州連合は、しばらくの間イラン核問題を安保理に付託しないと決めた」と報道しています。
報道は、「アメリカとEUは現在、24日ウイーンで開かれる予定のIAEA・国際原子力機関理事会会議でイラン核問題の安保理付託を推し進めるつもりはない。これは、妥協案を受け入れ、ウラン濃縮活動をロシアに移転するようイランに説得しているロシアにもっと多くの時間を作るためだ」としています。
同日、イギリスのストロー外相は、「イランは、『核拡散防止条約』に対しての承諾を履行しなければならない」と述べました。
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