ロシアのラブロフ外相は25日、ロシアとウクライナとの天然ガスの供給と輸送など問題における争議は経済問題であり、政治とは関係がないとの見解を示しました。
ラブロフ外相はその際、「ウクライナのユーシェンコ大統領は、プーチン大統領と会合した際、両国は国際貿易における準則を踏まえ事を運ぶよう提案し、ロシア側も今年の三月にこの問題について交渉を行うよう提案したが、交渉は今に至ってやっとはじめられ、これはロシア側の責任ではない」と述べました。
報道によりますとロシアの国家系天然ガス独占企業は25日、ロシアのテレビとのインタビューで、難航している天然ガス価格大幅値上げについてウクライナ側との交渉がまとまらなければ、来年1月1日からウクライナへのガス供給を停止すると警告したということです。
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