ロシア国防省のスポークスマンは23日、「ロシアはイランと結んだ兵器売却契約を確実に履行し、2006年に、総額14億ドルに達するトルーM1型対空ミサイルシステム30基をイランに提供する」と述べました。
このスポークスマンによりますと、これはロシアとイランの間のこれまでになかった最大の兵器売買契約です。アメリカはこの契約に反対していますが、ロシアは来年の1月からイランに対空ミサイルの提供を堅持しています。
ロシアのイワノフ国防相は今月の始めに、「イランは国際社会から軍事制裁を受けていない。ロシアとイラン両国が今年11月に結んだ兵器売却契約は完全に合法で、如何なる国際準則にも違反していない」と強調しました。
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