ロシア連邦工業署のホルストフ副署長は23日サラトフ州のゴルナイ町で、「ロシアはこの町で貯蔵された旧ソ連時代の1143トンの化学兵器を残らず廃棄した」と述べました。
ホルストフ署長は、「1940年代からこの町に貯蔵されていたこれらの化学兵器は、ロシアの化学兵器の約3%を占めている。ロシアは、化学兵器を残らず廃棄するという確約を履行するに違いない」と述べました。
第二次世界大戦終了後、旧ソ連は、大量の化学兵器を生産、貯蔵し、1980年代までに4万トンあまりの化学兵器を貯蔵しました。計画によりますと、ロシアは2012年までにすべての化学兵器を廃棄するということです。
|