ロシア緊急情況省南部地区センターのスポークスマンが20日明らかにしたところによりますと、チェチェン共和国では45人の児童が原因不明の中毒症状で、入院し治療を受けているということです。
このスポークスマンは、「中毒の児童はチェチェンのシュルコフスカア地区の子供で、いずれも頭が痛く、呼吸が困難な状態にある。初歩的な調査によると、今回の中毒事件は食品によって引き起こされることではなく、神経を麻痺させる有毒物質と関係がある。現在、医療衛生関係者は急いで児童の病状を診断している」と述べました。
チェチェンのクツニェツォフ警察長は当日、「現在チェチェン児童の集団中毒がテロ事件であると断言するのは時期尚早だが、チェチェンで今年の9月と10月に発生した2件の中毒事件の病状と全く同じである。現在、ロシア緊急情況省、内務省および連邦安全局は専門調査チームを設置し事件を調査しています」と述べました。
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