第60回国連総会で30日、「国際的公共衛生能力の向上」に関する中国の提出した決議案が一致して採択されました。
この決議は、エイズ、結核、マラリアなど主な病気及びSARAS新型肺炎、鳥インフルエンザなど突発的伝染病が人類にもたらす危害を高度重視するよう国際社会に呼びかけ、「各国は公共衛生能力の向上に力をいれ、効果的な公共衛生メカニズムを確立し、完璧なものにし、また、相互尊重、平等互恵の原則を踏まえて国際的、区域的協力を行うべきである」と強調しています。
中国国連駐在代表団の張義山代理代表は決議案を提出した際、「国連のすべての加盟国が手を携えて集団の力でチャレンジしてこそ初めて、経済と社会の協調、持続可能の発展の調和の取れた社会を築き上げることができる」と述べました。
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