第60回国連総会は8日、圧倒的多数で決議を採択し、キューバに対して44年にわたって実施されてきた経済、貿易、金融封鎖と輸出入禁止措置を中止するよう、アメリカに促しました。
決議は、「いかなる国も、国連憲章と国際法を守り、貿易の自由と航行の自由を尊重しなければならない」とあらためて強調しました。
これまで、国連総会は連続して14回、アメリカに対し、キューバへの封鎖中止を要求する決議を採択してきましたが、アメリカの歴代政府は、キューバを孤立させる政策を堅持し、国連の決議を問題にしていません。