第60回国連総会は1日の会議で、104カ国が共同で提出した決議草案を採択し、毎年の1月27日を国際追悼デーに指定しました。
この決議案はナチス・ドイツの大虐殺という歴史の事実を否定する如何なる試みにも反対し、次の世代に人種虐殺に関する罪悪行為を知ってもらい、ナチス・ドイツの強制収容所を含む大虐殺の跡地をよく保存するよう各国に呼びかけています。
国連のアナン事務総長は当日声明を発表し、これに歓迎の意を表明し「国連事務局は相応の行動をとり、社会の力を動員させ、大虐殺問題に対する研究を強化し、大虐殺と人種絶滅の防止における社会団体の役割の発揮を推し進めていく」と述べています。
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