ロシアのイワノフ国防相は29日夜、ロシア独立テレビの取材に対し、イランによる核兵器保有への反対を次のように表明した。
民需用核開発と軍事用核開発は区別するべきだ。イランには核分野の研究成果を利用する権利があるが、軍事用核開発の発展は、まったく別の話だ。だがイランが秘密裏に核開発を行い、核兵器開発につながる必要な基礎施設を建設しているという話は、まだ国際原子力機関(IAEA)の実証を得ていない。ロシアは今月初め以来、イランの核問題はIAEAの枠組み内で政治的手段を通して解決するべきと、何度も主張してきた。プーチン大統領は25日の電話会談でアハマディネジャド大統領に対し、「イランがIAEAとの協力をさらに強化し、同機関との交渉プロセスに復帰するよう望む」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」
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