イランのダボーディ副大統領は26日モスクワで、イランは自国の核問題についてIAEA・国際原子力機関のすべてのメンバーやその他関連諸国との無条件の交渉再開を望んでいるとの姿勢を表明しました。
ダボーディ副大統領はオブザーバーとして、上海協力機構加盟国の第四回首相会合に参加した後以上のように述べたもので、その際、ダボーディ副大統領は、「イランは、IAEAとその規約だけを承認しており、完全に、差別視なしにIAEAの規約を実施するようIAEAに要求してきた。一部の国が他の一部の国のもつ核エネルギー開発の権利を差別視することは、一種の深刻な脅威であるイランは考えている」とした上で、イランと上海協力機構との地域安全での協力を期待し、上海協力機構がこの地区の安全と安定を保証していくよう求めました。
|