IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は18日ウィーンで「イラン核問題に関するイランとEUの交渉回復に楽観的な見通しを持つ」と表明しました。
これは、エルバラダイ事務局長が当日、オーストリアのフィッシャー大統領と会った後の記者会見の席上のべたもので、さらに「交渉回復はいま、正しい方向に向かって発展しているところである。これからの2週間で事態が一層明らかになるだろう」と述べました。
エルバラダイ事務局長はまた「イランとEUの交渉回復のため、各方面がいずれも力を入れている。イランは当面、核査察についてIAEAとの協力を進めていく」と述べました。
エルバラダイ事務局長はフィッシャー大統領の招きでオーストリア大統領府を訪ねたもので、イラン核問題をはじめ、国際問題について討議しました。
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