オーストリアのマスコミは20日、ウイーン外交官の話を引用し、イラン政府は、その核開発計画についての重要文書をIAEA・国際原子力機関に提出するつもりであり、また、その核開発計画を把握している本国高官に対するIAEAの尋問に同意したと報道しました。
それによりますと、これはIAEAのヘイノネン事務次長が先週イランを訪問し、イラン政府と協議を行なった後決まったということで、IAEAは、イラン側が提供する文書によって、イランが1980年代に核の闇市からどれだけのウラン濃縮設備を購入したが、またこれら設備は今どこにあるのかをはっきりさせることが出来るよう期待しているということです。
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