イランのラリジャ二核交渉首席代表は26日ウィーンで、IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長と会談した後、「イランは一ヵ月以内に核問題解決の新たな提案を提出する」と述べました。
ラリジャ二首席代表は、「核問題でイランとドイツ、フランス、イギリス三ヵ国との意見の食い違いは解消できないものである。イランは、原子力を平和的に利用する権利を持つと共に、より多くの国がイランの核問題を巡る交渉に参加するよう期待している」と述べました。
フランス外務省のマタイ・スポークすマンは、「イランの核問題を処理する面で、EU・欧州連合を代表するフランス、ドイツ、イギリス三ヵ国は、終始変わることなくIAEAの立場を堅持し、勝手に行動を取ることはありえない」と述べました。
別の報道によりますと、ロシア外務省のカメニンスポークすマンは26日、「ロシアはイランの核問題を巡る交渉を支持している」と述べました。
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