アメリカ、中国、ロシアを含めた32の国からなる第59回国連総会中心グループは、7日夜ニューヨークで、国連首脳会議「成果文書草案」について引き続き交渉を行いましたが、際立った進展を遂げることはできませんでした。
開発、テロリズム、平和委員会の設置、人権理事会、保護の責任、軍縮及び核拡散防止、国連改革といった7つの面で食い違いが集中している議題に対して、中心グループは重点的に討議を行いました。開発については、アメリカは「ミレニアム開発目標」を受け入れたものの、2015年までに政府開発援助をGDP・国内総生産の0.7%まで引き上げるという目標には同意しませんでした。
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