国連の「石油・食糧交換計画」の不正疑惑に関する独立調査委員会は6日、「国連のアナン事務総長はその長男の不正事件に関与していないが、『石油・食糧交換計画』には多くの"異常な過ち"が存在しており、アナン事務総長と安全保障理事会及び一部の国連加盟国のその責任は逃れにくい」と指摘しました。
この委員会はまた、「アナン事務総長と安保理は『石油・食糧交換計画』の実施では管理と指導上効果的な責任を果たさなかった」と批判しました。
同委員会は「『石油・食糧交換計画』の実施期間中、不正、効率低下、浪費などの現象は後を絶たなかった。しかし、アナン事務総長が、国連内部でこのような行政的な監督と管理の不足現象を引き起こした責任を一人で取るべきではない」としています。
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