イラクのサリハ計画相は18日、アンマンで、「イラクの再建作業の成功は、国際社会の幅広い参加により可能となるものであり、また国際社会の共同の努力が必要である」と述べました。
サリハ計画相は当日、アンマンで開かれた第4回イラク再建国際支援会議で発言した際、「イラク政府は、再建の中で主導的な役割を発揮しなければならない」と強調するとともに、国際社会に対し2003年10月のマドリード会議で出した承諾を一日も早く実行し、イラクに援助プロジェクトと物資を提供するよう呼びかけました。
イラクのアリ・アラウィ財務相は発言の中で、「イラク政府が直面している厳しいチャレンジには、国際社会の強力な支持が必要となる。現在、イラクの経済は主に、外国の援助によって国内の失業率を減らしている」と指摘しました。
当日、IMF・国際通貨基金、IDB・イスラム開発銀行、EU・欧州連合、オーストラリア、イタリア、デンマークなどの代表もそれぞれ会議で、「イラクに対し、異なる形式で経済援助を提供するつもりだ」と述べました。
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