イランのハメネイ最高指導者は、18日イラン東部の都市マシェハデで、イランを訪れたイラク暫定政府のジャファリ首相と会見した際、「イランは、イラクの独立と統一を断固支持している」と重ねて明らかにしました。
ハメネイ最高指導者は、「イランとイラクは誠実な兄弟関係にあり、イランは、イラクが独立、統一、安定、繁栄した国となることを重視している。」と述べた後、警戒心を保ち、一部の人がイスラム教のシーア派とスンニ派の連携を破壊しようとすることに対しそれを防止するようイラクの人々に呼びかけました。
ジャファリ首相は16日テヘランに到着し3日間にわたる公式訪問を行っています。これは、イラクイラン戦争終結後、初めての両国の最高レベルの外交往来です。
同じく18日、アメリカ国務省のマコーマックスポークスマンは、ワシントンで記者会見し、「アメリカはイランとイラクの関係改善を支持し、イラクがその他の隣国との友好関係を発展させることを奨励している」と述べました。
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