ヨルダンで開かれている第4回イラク支援国際会議に出席した代表は、18日、イラクへ経済援助を提供するとそれぞれ表明しました。
IMF・国際通貨基金の代表は、「これまでのところ、IMFがイラクに免除した債務額はイラク債務総額の30%を占めているが、これからの3年間、IMFは引き続きイラクの債務を減免する」と述べた上、イラク再建を援助するため、IMFはイラクへ5億ドルの貸付金を提供すると明らかにしました。
イスラム発展銀行は当日、イラク暫定政府と協議を結び、支援金や貸付金などの形でイラクへ合計5億ドルの資金を提供することになります。
そのほか、EU・欧州連合、オーストラリア、イタリア、デンマークの代表もそれぞれ、イラクへ2億ドル、4500万ドル、1000万ユーロ、1400万ドルの経済援助を提供すると表明しました。
二日間にわたる第4回イラク支援国際会議は、18日、ヨルダンで開かれました。60余りの国や国際組織の代表がこの会議に出席し、イラクの戦後再建状況を評定するほか、現在の問題について討議しています。
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