欧州委員会の貿易事務担当のクロデスポークスマンは、30日の欧州委員会の定例記者会見で、「EU・欧州連合は30日から、中国やインド製の作業用安全靴に対する反ダンピング調査を行っている」と発表しました。
クロデスポークスマンは、「EUの反ダンピング調査は通常1年から15ヵ月間続けられるが、欧州委員会は今回の調査では、3ヵ月間で初歩的な調査結果が出ることを希望している」と述べました。
EU統計局が提供したデータによりますと、2002年から2004年まで、欧州が中国やインドから輸入した作業用安全靴の数は大幅に増えましたが、その価格は低下の傾向を呈しているということです。
これに対し、中国商務省のスポークスマンは、「EUの貿易統計データには大きな間違いがある」と指摘しました。
|