国連経済社会理事会、29日、『2005年世界経済予測』中期報告書を発表し「2005年の上半期、世界経済の成長率は3.25%で、去年の同期より4.1%下がった」と述べています。
この報告書は「現在、発展途上国の経済成長は速いもので、これは、世界経済成長の重要な特徴となっている。現在世界経済発展はエネルギーや一次産品価格の持続的な上昇、世界経済発展の不均衡、各国が経済発展を刺激する政策の度合いを緩めたなどの障碍にぶつかっている。発展途上国には普遍的に、就業率の成長緩和、失業率が高い問題が存在し、これは世界経済の主要問題となっている。世界経済の発展を確保するため、先進国は発展途上国への援助を増加しなければならず、発展国の債務負担を減少し、より開放的な世界貿易システムを確立しなければならない」と述べています。
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