先日、アルバムを見ていましたら懐かしい写真が出て来ました。4年前の秋、ふとベランダに出るととても美しい夕日の光景に出会い、すぐさまカメラを取りに行ってシャッターを押したのがこの写真です。この時、北京の秋の空はなんて高いのだろうと感動したのを覚えています。
でもいつもこのような美しい空だけではありませんよね。先ごろは濃い霧が北京をすっぽり包み込み数日間このような状態が続きました。北京の大気汚染と霧が混ざったものなのかどうかは良く分かりませんが、北京のどこへ行ってもこの状態で、何とも異様な数日間でした。
北京の濃霧も過ぎ去り、またいつもの空が戻ってきました。この写真は朝早く家で飼っている犬の鳴き声で起こされる羽目になり、散歩に行く前に撮ったものです。たまには早朝の空を見るのも気持ちがいいものですね。眠いですけど。
そして、久々の快晴になりました。青空はいつ見ても清々しく気持ちがスカットしますね。北京は強い風が吹いたり、雨が降ったりした翌日にはこのような本当にきれいな青空となります。また、その日には星も見る事が出来るのです。でも残念ながらこのような日はあまり多くはありません。
もうすぐ12月。来年の足音が少しずつ近づいています。来年こそは世界の暗い霧を吹き飛ばし、青空の様な、どこまでも澄んだ一年になって欲しいと願わざるにはいられないのですが、今からこんな事を言うと鬼に笑われてしまうかもしれませんね。(小野博民)
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