胡彦斌(アンソン・フー)は1983年7月上海生まれ。歌手・音楽プロデューサー・監督として活躍しており、2013年にプロの歌手が出演する江蘇衛星テレビのリアリティ番組『全能星戦(Celebrity Battle)』で優勝。
アンソンは13歳の頃から歌唱コンテストに出場し、弱冠18歳でアルバムデビュー。ファーストアルバムの『文武双全』は中国大陸でR&Bブームを巻き起こしたと言われていました。以降、ロックやテクノ、「中国風」などの要素を取り入れ、アンソン流スタイルを定着させました。オリジナル曲のほか、カバーにも定評があり中華圏の名曲に新たなアレンジを加えるのが得意で、独特なカバーバージョンもファンの間で人気が高いです。2011年に渡米し音楽プロデューサーとMV監督として再出発後、今や大陸を代表するミュージシャンの一人に成長しました。
【アンソン・フーの軌跡】
★1999年、16歳の若さで「アジア音楽フェスティバル」で頭角を現し、日本の音楽プロデューサー・小室哲哉に絶賛されました。これをきっかけに初めてのプロ契約をゲット。
★2000年、17歳のアンソンはファーストシングル「瑪麗蓮夢露(マリリン・モンロー)」をリリースし一気に脚光を浴びました。中国の連続TVアニメ『我為歌狂』の主題歌に大抜擢され、当時は学生の間で絶大な支持を集めました。
★2001年、自ら作詞作曲したシングル『和尚』が業界内でも話題を呼び、アンソンも各レコード会社の引っ張りだこになりました。
★2002年7月4日、ファーストアルバム『文武双全』でアルバムデビュー。大陸、香港、台湾で同時にアルバムデビューした初めての大陸歌手となりました。半年でこのアルバムの売り上げは25万枚を突破しました。
★2003年初、TVB8音楽賞のポテンシャル賞をはじめ、香港の主要5つの音楽祭で新人賞を総なめにして破天荒な記録を達成。
★2003年7月、セカンドアルバム『文武双全昇級版』が大陸、香港、台湾で同時リリース。台湾の人気女性シンガー・蕭亞軒(エルバ・シャオ)や香港の鄭中基(ロナルド・チェン)とのコラボナンバーも収録され、総売り上げ25万枚を突破。
★2003年8月、アンソン・フーのセカンドアルバムが台湾のアルバム売り上げランキングの上位にランクインし、同時期にアルバムをリリーした人気歌手の孫燕姿(ステファニー・スン)や陶喆(デビッド・タオ)、周傑倫(ジェイ・チョウ)に引けを取らない成績を見せました。一方、シンガポール金曲奨で、同じく大陸出身の羽・泉(ユー・チュアン)、韓紅(ハン・ホン)らを破って、最優秀大陸男性歌手に輝きました。
★2003年9月、中華圏で影響力を持つ音楽賞「全球華語榜」で最優秀アルバムや最優秀男性新人をはじめ主要5部門を独占し、2003年同賞で最強のウイナーとなり、その実力も見せ付けました。
★2004年8月、3rdアルバム『MUSIC 混合体』をリリース。アルバム全曲の作曲、アレンジとプロデュースを担当し初動売り上げ20万枚を突破。
★2006年3月,4thアルバム『音楽密碼』をリリース。
★2007年7月4日、24歳の誕生日にEMIに移籍すると同時に自らのレーベルを立ち上げました。
★2008年11月15日、台北国際コンベンションセンターの大型コンサートが大盛況。大陸出身者として初の快挙となりました。
★2011年3月、渡米して音楽プロデューサーと映画の課程を修了。
★2013年12月、プロの歌手が出演する江蘇衛星テレビのリアリティ番組『全能星戦(Celebrity Battle)』に出演し1位を獲得。
★ 2014年1月、スタジオ「太歌文化工作室」を立ち上げ9枚目となるアルバム『太歌』をリリース。(ミン・イヒョウ)
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