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田馥甄(ティエン・フージェン)

2014-01-15 10:04:44     cri    

 田馥甄(ティエン・フージェン)は1983年3月30日台湾生まれ。Hebe(ヒビ)という愛称でも親しまれ、台湾の女性ボーカルトリオS.H.Eのメンバーとして2001年に歌手デビューしました。デビュー以来、テレビ、映画、ライブと幅広く活躍していますが、デビュー10年目を迎えた2010年、ついに本名でソロデビューを果たしました。メンバー3人の中では高音パートを担当していて、最も感情豊かな1人と言われています。グループ活動ではアイドル歌謡やダンスナンバーを中心にリリースしてきましたが、ソロでは一味違うアーティスティックでセンチメンタルな曲を中心にコンセプト性の高いアルバムを発表しています。

 デビュー前に、田馥甄(ティエン・フージェン)は台湾のバラエティに出演したことがあります。歌手選抜オーディションで優勝は逃したものの、レコード会社の薦めで任家萱(Selina)と陳嘉樺(Ella)と共に3人でグループとしてデビューすることになりました。それが、今中華圏を代表する女性ボーカルユニット、S.H.Eです。

 グループ活動で大成功を収めた田馥甄(ティエン・フージェン)は2010年に念願のソロデビューを果たしました。同年8月に初のソロシングル「Love!」のMVをYouTubeで公開し、すぐに話題となり、9月3日にソロデビューアルバム『To Hebe』がリリースとなりました。そして同年10月ソロとしてはじめてのツアー「Love!田馥甄To Hebe音楽会」を敢行し、台北、香港、シンガポール、北京と上海を回り、ソロ活動全開の勢いを見せました。

 2011年5月デビューアルバムを引っさげ第22回台湾グラミー賞=台湾金曲奨の最優秀北京語アルバム賞をはじめ主要5部門にノミネートされ、収録曲「寂寞寂寞就好」が最優秀ミュージックビデオ賞を受賞し「Love!」を手がけた王治平も最優秀シングルプロデュース賞を受賞しました。

 2011年9月ソロ第2弾アルバム『My Love』をリリース。2011年12月には「田馥甄 To My Love 慶功音楽会」ツアーを開催し、台北、北京、上海、シンガポールなどを再訪しました。

 2012年5月2ndアルバムが第23回台湾金曲奖の最優秀北京語アルバム賞をはじめ、7部門にノミネートされ、最も多いノミネートを獲得しました。

 2ndアルバムの収録曲「還是要幸福」のMVと1stアルバムの収録曲「寂寞寂寞就好」のMVが2012年10月17日と2013年1月21日にYoutubeで1000万回を超える再生回数を記録し、中華圏女性歌手として初の快挙となりました。

 2013年11月29日に3枚目となるソロアルバムをリリースし、ニューアルバムのために、極寒のアイスランド最大のヴァトナヨークトル氷河でタイトルトラックのMV撮影を行いました。これまで発売した2枚のソロアルバムの記録的なヒットで、彼女はもはやアイドルという存在を大きく超えて個性派シンガーの仲間入りを果たそうとしています。その人気は、台湾の歌姫、蔡依林(ジョリーン・ツァイ)や楊丞琳(レイニー・ヤン)、蕭亞軒(エルバ・シャオ)などをしのぐほどです。

 【主な音楽作品】

 ~スタジオ・アルバム~

 『To Hebe』:2010年9月3日リリース。

 『My Love』:2011年9月2日リリース。

 『渺小Insignificance』:2013年11月29日リリース。

 ~ライブアルバム~

 『音楽田音楽生日会』:2010年9月3日リリース。

 『Love!田馥甄To Hebe影音館』:2010年12月3日リリース。2010年10月8、9、10日に華山文創園区で行われたLeagcy Taipeiの模様やMVを収録した一枚。

 『田馥甄To My Love影音館』:2012年1月20日リリース。2011年12月3、4日に台大体育館で行われたコンサートの模様とMVを収めた一枚。

 ~サントラCD~

 ドラマ『闘牛,要不要』サントラCD:2007年12月7日リリース。自ら作詞した「来不及」を収録。

 映画『LOVE』サントラCD:2012年2月10日リリース。「愛的預告」「Love!」「My Love」の3曲を収録。

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