今週注目の日本ドラマトップ5は以下のとおり:
5位、日テレの土曜ドラマ『35歳の高校生』
2013年4月13日から放送されている社会派学園ドラマ。教育モノ、学園モノが多い今シーズンの作品の中で、抜きん出て人気を集めました。主演は中国のドラマファンにもおなじみの米倉涼子。35歳にして一般の全日制公立高校に通う主人公を演じ、いじめや不登校、スクールカーストなどクラスが抱える様々な問題を解決していくストーリーとなっています。米倉さんにとっては日本テレビの連続ドラマ初主演作品となります。中国のネット上にも「35歳の高校生って斬新な題材だね。ヒロインの演技も抜群にうまい」とか「日本の教育現場は中国とかなり違うんだね」との書き込みが寄せられています。
4位、フジテレビの木曜10時枠『ラスト♡シンデレラ』
2013年4月11日から放送されているラブコメディ。現代女性の姿を赤裸々に描いた作品ですが、主演の篠原涼子は、2006年の「アンフェア」以来、フジテレビの連続ドラマで約7年ぶりの主演となりました。恋に不器用で、仕事に没頭するという「おやじ女子」というキャラの39歳の独身女性を好演しています。今まで見たことのない篠原涼子が見られたということで、中国でも好評です。共演は中国でも注目されている若手俳優の三浦春馬です。
3位、TBSの金曜ドラマ枠『TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜』
2013年4月19日から放送中の義賊ドラマ。主演の唐沢寿明のTBS系連続ドラマでの主演は95年以来18年ぶり。そして、松雪泰子は2004年以来9年ぶりとなります。「TAKE FIVE」は、「ATARU」や「相棒」の脚本家・櫻井武晴が手がけるオリジナルストーリーで、ほかに、松坂桃李、倍賞美津子、稲垣吾郎といった"主役級"の役者陣が脇を固めています。中国のネット上でも「豪華な役者陣なので、絶対見逃せない!」「登場人物はそれぞれが個性のある役柄なので、演技のかけあいが楽しみだ」「ドラマの結末が非常に気になる」と期待が寄せられています。
2位、フジテレビ水曜10時枠『家族ゲーム』
原作は1981年第5回すばる文学賞を受賞した本間洋平の小説で、1982年、テレビ朝日で2時間ドラマとしてはじめて映像化されました。その後も、松田優作主演の映画、長渕剛主演の連続テレビドラマなども放送され人気を集めました。そして、2013年4月17日、28年振りに櫻井翔主演でフジテレビの連続テレビドラマとして復活しました。このドラマは、原作や過去のドラマと映画では描かれなかった、主人公の過去にまつわる回想シーンも挿入されています。中国でも大ヒットした名作ドラマ『東京ラブストーリー』で主演を務めた鈴木保奈美も出演しているのが見所です。鈴木さんの民放連続ドラマへの出演は実に15年ぶりで、彼女の演技を懐かしく見たという中国のドラマファンも多かったようです。
1位、フジテレビの月9ドラマ『ガリレオ2』。
堂々の1位は2013年4月15日から放送されている人気シリーズ『ガリレオ』の第2シーズン。福山雅治の中国での人気ぶりも垣間見えるでしょう。第2シーズンでは、柴咲コウの替わりに、人気女優の吉高由里子が登場し、福山と異色のコンビを組んで次々と謎の事件を解明しました。第1シーズンとは主要な登場人物が一部変わったため、中国では賛否両論がありつつも、高い注目度をゲットしています。ちなみに、このシリーズの劇場版第2弾『真夏の方程式』がいよいよ6月29日に日本で公開されます。こちらもきっと中国で話題となるでしょう。
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