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公開中の新作が不評続きで劉徳華(アンディ・ラウ)が謝罪「駄作でごめん!」

2013-06-21 12:23:51     cri    

 香港ポリスアクション映画の名匠・杜琪峰(ジョニー・トー)監督の今年第2弾作品『盲探(Blind Detective)』がいよいよ来月から公開されます。この作品のキャンペーンでこのほど上海を訪れた主演の一人・劉徳華(アンディ・ラウ)が、現在上映中のもう1本の主演作『天機・富春山居図(Switch)』について"謝罪"するという一幕がありました。

 3Dアクション映画『天機・富春山居図(Switch)』の興行収入が上映1週間ですでに2億元(約30億円)を超えましたが、数字とは裏腹に「ストーリーがめちゃくちゃ」「クオリティーが最悪」と酷評が続いています。中華圏のトップ俳優である劉徳華(アンディ・ラウ)の主演作にして、これほど"罵声"を浴びたのも史上初かもしれません。

 劉徳華(アンディ・ラウ)が出席した新作のキャンペーンでは、報道陣から直球の質問は受けませんでしたが、作品選びについて聞かれると、「どんな作品でもうまく演じ切れると思ったら、それは大きな勘違いでした。2度とそんな作品には出ません。本当にすみませんでした」と謝罪しました。

 下馬評を大いに覆した奇跡の作品『天機・富春山居図(Switch)』は、現在全国で上映されていますが、駄作という前評判に対して好奇心から見に行き、それほど期待していなかったことが逆に功を奏して、見終わると案外楽しめたという人も少なくなかったようです。映画のクオリティーはともかく、ネットユーザーのツッコミが記録的な興行収入につながる重要な要素となっているというのが中国の今の映画市場の"体質"そして、映画ファンの心理といえるでしょう。この作品からもその状況が垣間見えてきます。(ミン・イヒョウ)

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