『龍門飛甲』のカンヌ版スペシャルポスター
5月11日夜に開幕した第64回カンヌ国際映画祭。今回のコンペティション部門には中国映画が出品されていませんが、ピーター・チャン(陳可辛)監督の最新作『武侠』が上映されるほか、徐克(ツイ・ハーク)監督の3Dカンフー大作『龍門飛甲(仮:新ドラゴン・ゲート・イン)』もカンヌでキャンペーンを展開しているということです。
映画祭の開幕に合わせて『龍門飛甲』のカンヌ版スペシャルポスターも発表されました。李連傑(ジェット・リー)を中心としたポスターは、赤色がイメージカラーで中国らしさを匂わせています。また、中国語タイトルは徐克(ツイ・ハーク)監督の直筆によるもので、このポスターは映画専門誌『ハリウッド・リポーター』の表紙にもなっています。
雑誌コーナーに並んでいる『ハリウッド・リポーター』
『龍門飛甲』は、19年前徐克(ツイ・ハーク)監督が手がけた名作『新龍門客桟(ドラゴン・イン)』の「セルフ・リメイク」。今回は3D要素を取り入れたので、より斬新な『新龍門客桟(ドラゴン・イン)』に仕上がるのは間違いありません。主演は李連傑(ジェット・リー)、周迅(ジョウ・シュン)、陳坤(チェン・クン)、桂綸鎂(グイ・ルンメイ)、李宇春(クリス・リー)など。制作陣には、米『アバター』の撮影チームを起用し、正式にクランクインするまでに、3Dカンフーの「実験」として『抓猴』という作品を制作したということです。一方、武術指導(殺陣)には元彬、美術には奚仲文など錚々たる名前が上がっています。3500万ドルで制作されたこの映画、不評続きの中国産3D映画の新境地を切り開けるのか期待が高まっているところです。
また、関係筋によりますと、フランス現地時間5月15日に、『龍門飛甲』のお披露目イベントが行われる予定です。徐克(ツイ・ハーク)監督の直筆タイトル入りの記念グッズも登場することになっています。(翻訳:ミン・イヒョウ)
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