光良(マイケル・ウォン)は台湾の歌手です。私の記憶の中では、中学時代に光良マイケル・ウォンと品冠ビクター・ウォンの二人が結成した「無印良品」というグループの曲「掌心(手のひら)」が大ヒットしたのを覚えています。
今回のアルバム『童話』は光良が2年ぶりにリリースしたアルバムで、無印良品脱退後にリリースした3枚目のアルバムでもあります。
実は、歌により感情を込めるため光良はインターネットで上で教科書を買って、色々と参考にしているのです。また、常に自分自身が新人の気持ちで頑張っているようです。
このアルバムには「童話」という可愛らしいタイトルの曲も収録されています。この曲は、幼い子供のことを歌ったわけではありません。しかし、子供が読む童話の中の主人公には必ず夢があります。物語の中で、一所懸命夢を実現していくのです。物語の中には、怖い生き物が出てきたり、悩み事にぶつかったり、それでも主人公は負けずに最後まで頑張るのです。私達も同じです。どんな困難にぶつかっても、夢を持つべきです。あきらめてはいけません。
「童話」のMV(ミュージック・ビデオ)では愛し合う男女が登場します。男の子はピアニストなのですが、女の子は途中で白血病にかかって倒れてしまいます。とても悲しい物語ですが、結末はそのMVでは明らかにしていません。
光良の話では、「MVでは結末を明らかにしていないので、聞いた人それぞれが自由に結末を想像できる。その曲のテーマでもある、人生は厳しければ厳しいほど、もっと強い信念を持たないといけない。現実は自分勝手には変えられないけど、自分自身を信じること、つまり自分の信念を強く持ち続けることだと思う」ということです。
曲のアレンジは、日本の歌手森山直太朗の作品アレンジを手がけている中村太一さんにお願いしました。なかなか素敵な曲に仕上がっています。
皆さんの周りには、光良ファンはいますか?光良の曲をもっと聞きたいですか?5月18日、光良は初めてアルバム『童話』の日本バージョンをリリースします。歌詞を全て日本語に訳します。
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