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新疆大学―民族を超えた絆

2009-07-23 10:26:29     cri    

 馬亮さんはまた、「これまで、新疆では不安なことはなかった。新疆の人は人と接するのが好きで、親切だ。私はふるさとを非常に愛し、新疆を愛している。祖父や祖母、そして、両親もここで生活している。学校では、少数民族と漢族の学生は一緒に交歓会を行うなど非常に楽しく付き合っている」と語りました。

 馬亮さんと玉素甫さんは同じ寄宿舎の一階に泊まっています。民族は異なりますが、時間があると、よく一緒にバスケットボールなどをして遊びます。7・5事件後、二人は互いに助け合い、仲のよりよい友達になりました。馬亮さんの話では、みんなと一緒にいることはとても愉快で、何かがあれば、互いに助け合っているということです。

 玉素甫さんは記者にこんな話をしてくれました。

 去年、新疆大学で、王燕娜という漢族の女子学生が、毛蘭江というウイグル族の男子学生に腎臓を提供しました。腎臓移植の手術は新疆医科大学の第1付属医院で行われました。これに新疆の各民族の人々が感動しました。このことについて玉素甫さんは「王燕娜さんは両親を説得して、自分の腎臓を少数民族の毛蘭江さんに提供した。毛蘭江さんはウイグル族で、王燕娜さんは漢族だ。彼女は自分のことを顧みずに、自分の腎臓を毛さんに提供した。とても感動した。まるで家族のようだ」と話しました。

 馬亮さんは玉素甫さんの考え方に賛成しています。馬亮さんは「これは民族団結のあかしであり、民族が団結することは、人を感動させるという実例だ。これはわれわれの生活だけでなく、各民族の心に残るだろう」と話しました。(翻訳:トウエンカ)


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