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<科学衛生>海南大学

2011-01-28 10:45:36     cri    

 中国南の海南島は黄色い浜辺や青い海、緑の椰子に樹林があるほかに活力に満ちた国家重点大学―海南大学があります。

 海南大学は1958年に創立された華南熱帯農業大学と以前の海南大学が合併し手つくられたた大学です。当時、一部の西側の国が中国の天然ゴムに対する封鎖を行っていたため、中国はゴムや熱帯農業学を主とする華南熱帯農業大学を創立しました。長年の努力を経て、中国はすでに世界において5番目のゴム輸出大国となりました。また、当時の海南大学は1983年に荒地の上に建てられたもので、法学や経済、海洋、観光などの学部を設けていました。

 哲学や法学、経済学など8つの学部があり 

 2007年、華南熱帯農業大学と海南大学が合併して、現在の海南大学となりました。合併後の海南大学は国家重点建設大学の一つとなり、海南省の唯一の国家重点学科と博士ステーションを擁する大学でもあります。海南大学には海甸、城西、儋(タン)州という3つのキャンパスがあります。国際文学交流学院の楊雲昇院長は「海南大学の敷地面積はあわせて345ヘクタールで、在校生の人数は3万1000人、教師の人数は3000人余りです。哲学や法学、経済学、文学、理学、農学、工学、管理学など8つの学部があり、68の本科カリキュラムが設置されています」と語りました。

 科学技術革新の能力を向上

 ここ2年間、海南大学は科学技術革新の能力の向上に努力し、国家自然基金や国家社会科学基金などのプロジェクトを含む1200件の科学研究プロジェクトを請負、年間の科学研究資金は1800万元以上に達し、一連の成果を遂げました。

 楊雲昇院長は、「学校は楊振寧、モンデールら国内外の有名な専門家と学者310人を授業に招聘している」と話しました。

 このほか、20余りの国と地域の56の大学と連携し、人的交流を行っています。

 留学に多くの選択科目

 海南大学は全国にある22ヶ所の中国語教育基地の一つとなっています。現在、留学生の在校者数は100人余りで、留学生が短期間により多くの知識を勉強できるように、ひとつのクラスの人数を15人以下に抑えています。これについて楊院長は「留学生の授業ではクラスの人数を15人以下にして、どの学生にもより多くの会話の時間を与えるようにしています。また、授業のほか、課外活動でも留学生と国語学部の学生との一対一の相互学習をする活動を組織し、多くの選択科目を開設しています。たとえば、中国画、中国歴史、書道、太極拳、京劇などです。これは学生に喜ばれています」と話しました。

 海南大学での留学は長期と短期の本科生や修士研究生、博士研究生のコースに分けられています。長期中国語の研修時間は2年から3年で、短期は半年です。本科生は4年に統一されています。

 寄宿舎には台所や洗濯機、通信などの施設が整っています。

 現在、海南の天気は非常に温和で、キャンパスを散策すれば、そよ風が顔を撫で、心安らぐ季節となっています。(董燕華)

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