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 中米戦略・経済対話、戦略対話の合意事項120超

2015-06-25 21:09:20     cri    
 アメリカのワシントンで23日から24日にかけて行われていた第7回中米戦略・経済対話が終了しました。戦略対話では、中米両国は、中国とアメリカの新しい大国関係の構築推進、実務協力の深化、アジア太平洋地域における協力、地域の注目される問題や世界的な問題、意見の食い違いに対するコントロールなどについて深く討論し、合意事項が120項目を超えるという多大な成果を収めました。

 戦略対話において双方は、テロ取締り、(大量破壊兵器等の)拡散防止、法執行と反腐敗、宇宙、科学技術、税関、衛生、農業、林業、交通、地域問題など幅広い分野における交流と協力を強化し、両国国民に実質的な利益をもたらすことで合意しました。また、双方は、両国の軍隊の相互信頼メカニズムの構築を推進し、海賊の取り締まり、人道支援、防災、平和維持、軍事医学などの分野における交流と協力を強め、アジア太平洋地域やその他の地域で積極的に良好な交流を行い、両国の軍隊の関係を更に推し進めていきたいとしました。

 さらに双方は、両国の海洋の環境保護、海上における法執行、海の安全、海上資源の持続可能な利用、国際海洋事務などの面における交流と協力について深く討論し、多くの成果を収めました。

 今回の戦略対話は、習近平国家主席の特別代表を務める楊潔チ国務委員とオバマ大統領の特別代表を務めるケリー国務長官が共に主宰しました。

 楊国務委員は「共に30数年努力してきた結果として、両国関係は大きな発展を遂げた。今日のような頻繁な交流は今までなかったうえ、両国の利益がこれほど密接になったのも初めてで、両国間の実務協力が今日のように深化したのもこれまでにはなかった。今回の中米戦略・経済対話が成功したのは、両国が国際上の地域問題と世界的な問題に対し共に手を携え立ち向かうという意欲と成果の表れである。中国はアメリカと共に、9月の両国首脳会談に向けて各方面の準備を整え、両国の新しい大国関係の構築に新たな動力を注ぎたい」と述べました。

 ケリー国務長官は「両国が協力を強化することは、両国だけではなく、世界にとっても重要な意義がある。両国の2国間および地域問題における協力は著しい成果を収めている。今回の戦略・経済対話は建設的で多くの成果が得られた。これは、両国が協力の深化に努め、誠意を持って意見の食い違いなどに対応していることの表れだ」と話しました。(劉叡、小山)国際・交流へ

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