中国共産党の総書記でもある習近平国家主席は11日、北京を訪問中のミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏の率いる国民民主連盟（NLD）代表団と会談しました。

　習主席は「今回の訪問を通じて、中国および中国共産党について理解を深めるよう期待する。これは相互の理解と信頼の増進に役立ち、両党、両国の関係発展のために基礎を固めることもできる」と述べました。そのうえで、「ミャンマーの国民が中国のことや中国とミャンマーの協力を公正かつ理性的に見つめ、両国の関係発展のためにプラス・エネルギーをより多く注ぐように、アウン・サン・スー・チー氏とNLDに引き続き建設的な役割を発揮してほしい」と語りました。

　アウン・サン・スー・チー氏は「中国との友好関係を発展させることは極めて重要である。NLDは両国の友好を重視し、中国共産党が中国を指導して大きな発展を成し遂げたことを尊敬している。今回は両党および両国の関係を深められる訪問にしたい」と述べました。（鵬、kokusei）