中国の高虎商務相と韓国の尹相直産業通商資源相は韓国のソウルで両国政府を代表して、中華人民共和国政府と大韓民国政府による自由貿易協定（FTA）に正式に調印し、中国にとっては、これまでで国別貿易額が最大で、範囲が最も広いFTAとなりました。協定によりますと、双方の貨物貿易の自由化率は貿易品目の90％、貿易額の85％を超えます。

　高虎商務相は「両国のFTAは双方にとって互恵かつウィン・ウィンの協定だ」と述べました。

　一方、尹相直産業通商資源相は「韓中両国が1992年に国交を樹立してから、双方の貿易額は38倍になり、年間平均の往来は延べ1000万人を突破した。FTAの調印によって、両国の経済貿易関係が更に緊密化する」と述べました。

　現在、「中韓自由貿易協定」の範囲は貨物貿易、サービス貿易、投資、規則など17の分野を含みます。商務省の沈丹陽報道官は「協定が調印された後、ゼロ関税の商品がますます多くなり、両国の企業と国民に利益をもたらす」と述べました。(hj　林)　暮らし・経済へ