中国人民銀行（中央銀行）と韓国銀行は3日、ソウルでの人民元決済システムの構築に関する覚書に調印しました。韓国を公式訪問中の習近平国家主席と韓国の朴槿恵大統領が調印式に立ち会いました。

　中韓が同日調印した共同声明によりますと、中国は「人民元適格域外機関投資家（RQFII）制度の下で、韓国に800億元の投資枠を付与するということです。

　業界関係者は、覚書の調印はソウルでの人民元オフショア利用を推進し、両国が掲げた2015年に3000億ドルの貿易額という目標の実現にプラスとなると分析しています。（ZHL、Kokusei）暮らし・経済へ