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 習近平総書記、国民党の朱立倫主席と会談

2015-05-04 15:26:37     cri    


 中国共産党の習近平総書記は4日午前、北京で中国国民党の朱立倫主席が率いる大陸訪問団の一行と会いました。

 習近平総書記はその際、「国民党と共産党および海峡両岸は相互信頼を深め、両岸関係の平和的発展のプロセスを維持し、手を携えて運命共同体をつくるべきだ」と強調しました。習総書記は以下の5つの見解を打ち出しました。「第一、(大陸と台湾が一つの中国に属することを確認した)『92年コンセンサス』を堅持し、『台湾独立』に反対することは両岸関係の平和的発展の政治的基礎であり、その中心は大陸と台湾が一つの中国に属することを認めることである。第二、両岸の利益をよりよく融合させ、互恵共栄を実現させて、両岸の人々により大きな幸せをもたらすことは両岸関係の平和発展を推進する主旨である。第三、文化交流や人的交流を強化すること。第四、政治的相互信頼を深めること。両岸の間で長期的に続いている政治的意見の食い違いや難題に対しては、両岸の人々の知恵を活かし、解決の道を積極的に探ること。第五、中華民族の偉大な復興を共に実現させることである」と強調しました。

 また、習近平総書記は「台湾がアジアインフラ投資銀行に加盟する意向を示していることを、われわれは歓迎する」と述べました。さらに、人的交流を拡大するため、両岸の人的往来をさらに利便化させる措置を時機を見て実施すると明らかにしました。

 これに対し、朱立倫主席は「『92年コンセンサス』に基づき、地域の平和、環境保護、経済などの分野で協力を深めていきたい。両岸関係の発展が一般市民、中小企業、若い世代により多く恩恵をもたらすよう努力し、両岸関係の平和的発展を推進していきたい」と述べました。(鵬、kokusei)

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