インドネシアを訪問中の中国の習近平国家主席は23日、ジャカルタで、カンボジアのフンセン首相と会談しました。

　習主席はその中で、「両国関係は重要な発展のチャンスを迎えている。双方は密接なハイレベル交流を保ち、伝統的分野での協力を推進するとともに、"一帯一路（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードの構築計画）"の枠組みの中で、インラフの相互連結（コネクティビティー）を強め、シアヌークビル港経済特別区を共同で運営すべきだ」と述べました。また、カンボジアの経済・社会発展にできる限りの支援を約束するとともに、保健や水利、災害対策、人文交流などの分野における協力の拡大に期待を寄せました。

　これに対し、フンセン首相は中国との互恵協力を引き続き推進するとともに、「一帯一路」の枠組みで様々な分野での協力を開拓したい意向を示しました。（ZHL、山下）