習近平国家主席は23日、ジャカルタで、イランのロウハーニー大統領と会談しました。

　習主席はこの中で「両国関係が過去を受け継ぎ未来を切り開くという重要な段階にある」として、「一帯一路」を大筋に、相互連結（コネクティビティー）と産業協力を支点にして、相応の互恵協力の分野をさらに広げていくべきだ」と述べた上で、「中国はイランとエネルギー分野で長期にわたって安定した協力をするとともに、高速鉄道や道路、建築資材、軽工業、紡績、通信、電力、工事機械などの分野で協力を拡大して、両国の優位性のある産業や資源、市場のマッチングを実現したい」との考えを示しました。

　これに対して、ロウハーニー大統領は「イランは中国との各分野における交流と協力を深めたい」として、「エネルギー、科学技術、鉄道、港湾などインフラ施設の建設分野で協力を拡大したい」と述べました。（ヒガシ）