改革開放初期の重要な措置であった経済特区の設立は中国の発展に大きな役割を果たしました。その経済特区では普遍的に税制優遇政策が実施されていました。しかし、上海・広東・福建・天津などに設置された自由貿易試験区は経済特区と異なる政策が適用されます。

　王次官補は国務院報道弁公室の記者会見で「自由貿易試験区には税制優遇政策がない。さらに、経済特区と異なり、開放と制度面の刷新のほか、プロジェクト進行中および事後の監督管理やリスク回避などの内容も盛り込まれている。4つの自由貿易試験区に『共通で』適用されるネガティブリストは18分野の規制を撤廃または緩和させ、自由貿易試験区の開放度と透明度を高めた」と述べました。（ZHL、小山）　暮らし・経済へ