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 イラン核問題を巡る外相会議、スイスで開催

2015-03-30 13:03:52     cri    

 イラン核問題を巡る主要6カ国(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ)とイランは29日夜、スイスのローザンヌで外相会議を開きました。今回の外相会議は昨年11月に交渉期限が延期されて以来、初めての開催となりました。

 会議の開催に先立ち、関係国の外相らは2国間協議と多国間協議を頻繁に行いました。3月末の枠組み合意期限が迫る中、イラン核協議に加わる各方面は期限どおりの合意達成に向けて、大詰めの調整に臨んでいます。

 ローザンヌで開かれたイラン核問題を巡る主要6カ国とイランの新たな協議が20日にいったん中断されましたが、26日に再開されました。今回の協議は「敏感な節目に行われるカギとなる協議」と見られています。

 主要6カ国とイランが2013年11月に結んだ暫定合意では、核問題を巡るイラン側の譲歩と引き換えに、西側諸国は一部の制裁を緩和し、各方面は2014年半ば頃の最終合意を目指す交渉を続けるとされていました。しかし、隔たりが大きかったため、関係各方面は交渉期限を一度昨年11月と延長した後、さらに今年6月まで延長しましたが、今後の技術的な協議に向けて今年3月末を期限とする政治的枠組み合意の達成を目指しています。

 今回の協議で関係各方面の主な隔たりが埋れば、交渉の合意事項を文書化させる「技術的な作業」に着手できる見込みです。(洋、小山)国際・交流へ

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