中国国家発展改革委員会、外務省、商務省が28日、「『一帯一路』(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構築の構想と行動」を発表しました。
発表した内容によりますと、「一帯一路」は、アジア、ヨーロッパ、アフリカ大陸を貫いており、シルクロード経済帯は①中国から中央アジア、ロシアを経て、ヨーロッパに至る、②中国から中央アジア、西アジアを経てペルシア湾、地中海に至る、③中国から東南アジア、南アジア、インド洋に至るという3つのルートからなります。また、21世紀海上シルクロードは①中国の沿海の港から南海を経てインド洋やヨーロッパに至る、②中国の沿海の港から南海を経て南太平洋に至るという2つのルートからなるということです。
中国政府は「『一帯一路』の構築は、国連憲章の趣旨と原則を順守し、オープンで協力する、調和がとれ寛容、市場運営、互恵共栄などの原則を堅持していく」としています。
また「『一帯一路』の構築の過程には、つり合いのとれた目標や話し合いによる政策を主とし、統一性は追求しない。柔軟性があり、多元的でオープンな協力プロセスをとる」と強調しています。(藍、小山)
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