「アジアの新しい未来：運命共同体へ向けて」をテーマとする「ボアオ・アジア・フォーラム」2015年度年次総会の開幕式が28日、中国海南省のボアオで開かれ、習近平国家主席は基調講演を行い、テーマとなっている「運命共同体」の持つ意味について具体的に次の4つを挙げ説明しました。

　① 各国が互いに尊重し合い、平等に付き合うこと。

　② 協力してウィンウィンを目指し、共に発展していくこと。

　③ 共同で総合的、さらに協力し持続可能な安全を堅持していくこと。

　④ 異なる文明の共存や交流による相互学習を堅持すること。

　習近平主席は、また「中国側は、アジアの文明の対話を行うことを提唱した。青少年や民間団体、地方、メディアなどの分野における交流を強め、シンクタンク間の交流と協力のネットワークを作り上げ、アジアの人民により豊かな精神生活を享受してもらうとともに、地域の発展と協力により多くの活力を注いでいきたい」と述べました。（藍、小山）