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 <ボアオ・フォーラム>習主席、平和発展など改めて強調

2015-03-28 16:33:25     cri    

 中国の習近平国家主席は28日、ボアオ・アジア・フォーラムの2015年度年次総会の開幕式で、中国の平和発展などを改めて強調しました。

 習主席は「我々中国の平和発展を堅持するという決意に変わりはない。共同発展を堅持する理念に変わりはない。アジア太平洋地域の協力と発展を堅持する政策にも変わりはない」と述べました。

 習主席は、また「中国は安定した国内環境と平和な国際環境を最も必要としており、いかなる紛争や戦争も中国国民の根本的な利益に合致するものではない。中国国民は自らの悲惨な経験をほかの国、ほかの民族に押し付けることはしない。歴史を見れば分かるように、いかなる国であっても自身の発展目標を武力によって遂げようとすれば失敗するのである」と話しました。

 さらに、「中国は周辺国との互恵協力や相互連携を深め、自身の発展によって周辺国にもっと利益を与えられるよう努力していく。現在、周辺国のうち、8カ国と善隣友好協力条約を締結している。また、東南アジア諸国連合(ASEAN)との善隣友好協力条約も締結に向けて話し合いをしている。将来的には全ての周辺国と締結したい」と述べました。

 中国経済について、習主席は「『新常態』(ニューノーマル)に入ったが、アジアを含む世界各国にさらに多くの投資、協力、成長の機会を提供していく。今後5年で、中国の輸入は10兆ドルを超え、対外投資は5000億ドル以上に達する。海外旅行に行く中国人は5億人を超える見込みだ」としたうえで、「今後も対外開放を堅持し、投資環境を改善し、投資家の合法的な権益を守る」と述べました。(鵬、小山)

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