中国の崔天凱駐米大使は現地時間23日、ワシントンで「中国の習近平国家主席は今年9月アメリカを訪問する。これは中米両国の相互信頼の増進にとってプラスとなり、協力の深化に新たな動力を注ぎ、両国の商工業界の人々が喜ぶ未来を切り開くことになるだろう」と述べました。

　この中で崔大使は「中国経済はいま中高速発展の段階にあり、ミドルレベル、ハイレベルへの格上げをはかっているところだ。経済構造の調整が次第に深まり、企業の合併や再編が日増しに活発になり、中国企業の海外進出のテンポが速まっていることから、中米両国の商工業界に数百億ドルにのぼる投資のチャンスをもたらすだろう。アメリカは中国の海外直接投資額が3番目に大きい相手国となった。投資家のためにより安定し、透明性が高く、オープンかつ予測可能なビジネス環境を作り上げるため、両国政府は規定と互恵協力を基に、両国間の投資協定が早期に締結されることを期待する」と述べました。（Mou）