これは、第12期全国人民代表大会第3回会議の閉幕後の記者会見で、中米関係について記者に質問され答えたものです。
李首相は「今年、習近平国家主席は、米国の招きに応じ公式訪問を行い、中米関係の発展を更に推進させると信じている」としました。
また李首相は「言うまでもなく、中米間には意見の相違が存在するが、共通の利益も幅広くある。意見の相違を適切に処理することができれば、利益の共通点を拡大することができる。この中において注目されているのが、現在進行中の中米投資協定の交渉で、投資前の内国民待遇(自国民と同様の権利を相手国の国民や企業に対しても保障すること)とネガティブリスト(輸入制限品目表)を前提としている。これは、今までの協力関係の枠を打破し、新たな発展空間を切り開いた」と述べました。(劉叡、高橋敬)
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