中国の習近平国家主席は28日、地方の末端組織と未成年者思想教育活動の代表と面会した際、「国民が信仰を持って始めて、民族は希望があり、国は力がある」と述べ、中華民族の偉大な復興という「中国の夢」を実現させるには、物質面と精神面の充実が必要だと強調しました。

　習主席は「一つの国家と民族にとって、心を一つにし、歩調を揃えて前進するためには、共通の夢と信念で支えなければならない。物質文明と精神文明の関係を正しく処理し、人々の思想・モラルの向上を改革開放と現代化建設に貫き、社会生活の各方面に浸透させ、中華民族の優れた伝統的文化を発揚させ、特に、中華民族文化のDNAを青少年の心に深く根付かせなければならない」と指摘しました。

　習主席はまた、現在、インターネットなど新しい技術と新しいメディアの発展に伴って、様々な思想がぶつかり合うことについて、「時機を正しく判断し、成り行きに応じて有利な方向に導き、コンテンツやメディアのイノベーションを推進し、やり方などを改め、国民が必要とする精神面のニーズを満足させ、活力に満ち溢れる精神文明建設を推進していくべきだ」と述べました。（ZHL、Kokusei）