中国の伝統的な祝日・春節（旧正月、今年は2月19日）を前に、国家主席でもある中国共産党の習近平総書記は11日午後、北京の人民大会堂で各民主党派中央委員会、全国工商業連合会（工商連）、無党派人士の代表を招き、一堂に会して新春を祝いました。習主席は中国共産党中央委員会を代表して、各民主党派、工商連、無党派人士、統一戦線の人々に対し、心からの挨拶と新年を迎えるお祝いの言葉を述べました。

　習主席は「2014年、複雑きわまる国際環境の中で、改革と発展の任務を背負い、中国共産党中央は全国の各民族の人々を率いて、経済発展の新常態に合わせ、経済や政治、文化、社会、生態文明及び国防と軍隊の建設を全面的に推し進めてきた。全方位外交を推し進め、新しく大きな進展を成し遂げた。去年はまた、改革を深化させる最初の年で、長い間抱えた難題を解決した。中国共産党第18期中央委員会第4回全体会議で、法に則って国を治めることを全面的に推進していくことを決定し、社会主義法治国家の建設にまい進した」と述べました。

　習主席は、また「2015年は『十二･五』（12次5カ年計画）の最後の1年で、全国人民は一致団結して努力すべきだ。それには最も広範な愛国統一戦線を発展させ強固なものにしなければならない。また、中国共産党と各党派間の政治協商を深化させるべきだ」と強調しました。（藍、kokusei）