イラク警察当局の責任者オベイディ（Qasim al-Obeidi）氏が17日に明らかにしたところによりますと、過激派組織「イスラム国（ISIS）」　はイラク西部の町バグダディで少なくとも45人を焼殺したということです。

　45人が殺害された理由はまだ明らかになっていませんが、オベイディ氏は、その中に地元治安部隊のメンバーが含まれるとの見方を示しました。また、地元の治安部隊および公務員家族の住宅地がISISによる攻撃を受けているとし、イラク政府や国際社会に支援を呼びかけています。

　ISISとイラク政府軍は、西部アンバル県にあるアサド空軍基地の近くにある町、バグダディを巡って数ヶ月間にわたる争奪戦を繰り広げてきましたが、13日、ISISがバグダディを制圧しました。（ZHL、Keiko） 国際・交流へ