ミャンマー北部地区の武力衝突が継続しています。その中で、コーカン地区の少数民族地方武装勢力が中国と関係があるという報道に対して、中国外務省の華春瑩報道官は16日の定例記者会見で、「いかなる組織と個人による、中国の領土で中国・ミャンマー関係と国境地帯の安定を脅かすような活動を進めることを許さない」と強調しました。

　華報道官は、「中国は一貫してミャンマーの主権と領土保全を尊重している。衝突当事者に自制を保ち、事態の更なるエスカレートを避け、中国・ミャンマー国境の安定及び中国サイドの安全に影響を及ぼさないよう望んでいる」と話しました。

　その上、「中国はミャンマー側の意向に沿い、ミャンマー国内の和平プロセスのために建設的な役割を果たしていきたい」と話しました。（Yan、Kokusei）国際・交流へ