中国とミャンマーは14日ネビドーで『中華人民共和国とミャンマー連邦共和国が両国の全面的戦略協力を深める共同声明』を発表しました。

　声明は両国の友好関係発展の歴史を振り返り、古くからの伝統的な友情を高く評価したと同時に、平和共存五原則の精神に従い、相互信頼、互恵共栄を基礎に、両国の政治、経済貿易、安全保障、軍事や人的•文化交流などの分野での協力を全面的に強化し、中国とミャンマーの全面的戦略的協力パートナーシップを新たな段階へ推し進めることで意見の一致を見ました。

　声明はまた「中国はミャンマーの独立、主権及び領土保全を尊重し、ミャンマーが進めている改革発展で成し遂げた成果を積極的に評価し、ミャンマーの平和プロセスを支持し、ミャンマーが安定と発展を促進する面で尽くした努力を支持する。一方、ミャンマーは『一つの中国』政策を堅持し、中華人民共和国政府は中国を代表する唯一の合法的政府であることを認め、台湾とチベット、新疆などの問題での中国の立場を堅く支持し、中国の平和と統一事業を支持する」と改めて強調しました。

　声明は更に、「両国は引き続き、ハイレベルの密接な交流を保ち、戦略的意思疎通を深め、軍事当局および執法部門間の友好交流と協力、また地域の安全と安定を維持、保護することを支持する」とし、「国連を含む多国の場合において協調と協力を一層深め、気候変動、自然災害や伝染病予防を含む発展途上国のニーズ及びグローバル的な試練に関する問題に対し、引き続き緊密な協力を保つ」ということで合意しました。（怡康、kokusei）国際・交流へ