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 中露印外相、包括的テロ対策条約の早期妥結を期待

2015-02-03 10:59:47     cri    

 中国、ロシア、インド3ヵ国の外相による第13回会合が2日、北京で行われました。会合後は共同コミュニケを発表し、包括的テロ対策条約の早期妥結を呼びかけました。

 コミュニケは30項目からなり、3ヵ国の協力や共に関心を寄せる国際問題や地域問題に及んでいます。コミュニケの主な内容は以下の通りです。

・国際テロリズムの新しい動きに高度の警戒を保ち、情報の収集と共有を強調し、テロリストの移動と融資のルートを断つよう呼びかけました。

・域内の相互連結(コネクティビティー)について触れ、これは政治的相互信頼、経済協力、人文交流の促進の強力なエネルギーになるだろう、とその重要性を強調しました。

・中国による「シルクロード経済帯」と「21世紀の海上シルクロード」といった提唱を討議し、3ヵ国のコネクティビティーや協調と協力を強化して、域内諸国と国民に恩恵がもたらされることに期待を寄せました。

・第2次世界大戦勝利70周年の記念行事が第69回国連総会の議事日程に取り入れられたことに歓迎の意を表しました。

・中露印アジア太平洋事務交渉メカニズムの確立を決定しました。

・中国とロシアはまた、インドが上海協力機構の正式メンバーへの加入申請に歓迎の意を表しました。

 3ヵ国の次期外相会合は今年下半期にロシアで開催されます。(02/03 Lin,小山)国際・交流へ

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