また、国連安保理も同日声明を発表し、ソマリアを拠点とするイスラム過激派組織「アルシャバーブ」による今回のテロ事件を強く非難し、「アルシャバーブによる襲撃は、国連がソマリア人を支持する決心を動揺ことができない」と強調しました。さらに、このようなテロ事件に関わる関係者の早期逮捕を促し、「テロ活動は時間や場所、実施者、動機を問わず、いずれも犯罪行為であり、逃れられない罪だ」と指摘しています。安保理はまた、国連憲章の関連規定に則って「あらゆる形のテロリズムの撲滅に取り組む」との決意を示しました。

　3日午前、モガディシオ空港付近で泊まった自動車が突然爆発したため、4人が死亡し、8人が負傷しました。また、その傍を通った国連の車両2台が巻き込まれました。現地の警察当局は、国連の車列を狙ったテロ事件とみて調べています。イスラム過激派組織「アルシャバーブ」は同日、今回のテロ事件に対する犯行声明を出しています（洋、Kokusei）　国際・交流へ